SlackやLINEなどのチャットツールでファイルを送ることが当たり前になっています。手軽にやり取りできる反面、「容量が大きいファイルは送れなかった」「過去に送ったファイルがどこにあるか分からなくなった」という経験をしたことはないでしょうか。

この記事では、チャットツールのファイル共有機能とファイル転送サービスの違いを整理し、それぞれどのような場面に向いているかを解説します。


 

チャットツールのファイル共有の特性

メリット

  • 会話の流れでそのままファイルを送れる
  • 相手が同じツールを使っていれば追加の操作が不要
  • 既読やリアクションでやり取りがスムーズ

デメリット

  • 送れるファイルサイズに上限がある(プランによって異なるが、大容量には非対応のことが多い)
  • サービスやプランによっては、一定期間が過ぎるとファイルが閲覧できなくなる場合がある
  • チャット履歴に埋もれて、後からファイルを探しにくい
  • 社外の相手(クライアント・取引先)と共有するには相手も同じツールのアカウントが必要なことが多い
  • パスワード設定や有効期限の管理ができない

 

ファイル転送サービスの特性

メリット

  • 大容量ファイルでも送れる
  • 受け取る側のアカウント登録が不要なサービスがある
  • パスワードや認証コードでセキュリティを設定できる
  • 有効期限を設定して、期限後はアクセスできないようにできる
  • 案件ごとにキャビネットで管理できる

デメリット

  • チャットのような即時性はない
  • 相手がURLにアクセスして認証する操作が必要

 

比較表

比較項目チャットツールファイル転送サービス
ファイルサイズ上限が少ない大容量に対応
セキュリティ設定基本なしパスワード・認証コードなど設定可能
有効期限設定不可(履歴に残る)設定可能
社外への共有相手も同じツールのアカウントが必要なことが多い受取側のアカウント不要なサービスあり
ファイルの管理チャット履歴に埋もれやすい検索、整理できるサービスもある

 

使い分けの考え方

チャットツールが向いているケース

  • 社内のメンバー間で小さいファイルを素早く共有したい場合
  • 会話の流れで補足資料をさっと送りたい場合
  • 相手が同じツールを使っており、アカウント登録の手間がない場合

ファイル転送サービスが向いているケース

  • 社外のクライアントや取引先にファイルを届けたい場合
  • 大容量ファイルを送る必要がある場合
  • 機密性の高いファイルにセキュリティを設定したい場合
  • 案件ごとにファイルを整理・管理したい場合

 

まとめ

チャットツールは社内のやり取りに便利ですが、社外への納品やセキュリティ管理が必要な場面ではファイル転送サービスの方が適しています。どちらが優れているではなく、相手や用途に合わせて使い分けることが大切です。


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