ファイルを相手に届けるとき、クラウドストレージのリンクを共有する方法と、ファイル転送サービスを使う方法があります。どちらもURLを送るだけのように見えますが、実は目的や仕組みが異なります。

この記事では、クラウドストレージとファイル転送サービスの違いを整理し、それぞれどのような場面に向いているかを解説します。


 

クラウドストレージの特性

クラウドストレージは、ファイルをオンラインに保存して複数のデバイスやメンバーと共有・同期することを主な目的としたサービスです。

メリット

  • ファイルをクラウドに保存して複数人で共同編集・閲覧できる
  • デバイスをまたいで同じファイルにアクセスできる
  • フォルダ単位でチームメンバーと共有できる

デメリット

  • 社外の相手に共有する場合、相手にアカウントが必要になる場合がある
  • 共有リンクのアクセス管理が複雑になることがある
  • 有効期限を細かく設定できないサービスが多い
  • ファイルの納品・届けることに特化した機能は少ない

 

ファイル転送サービスの特性

ファイル転送サービスは、特定の相手にファイルを「届ける」ことに特化したサービスです。

メリット

  • 受け取る側のアカウント登録が不要なサービスがある
  • パスワードや認証コードでアクセスを制限できる
  • 有効期限を設定して、期限後はアクセスできないようにできる
  • 案件や相手ごとに整理して管理できるサービスもある
  • 大容量ファイルにも対応している

デメリット

  • クラウドストレージのような共同編集・同期機能はない
  • 複数人での継続的な共有には向いていない

 

比較表

比較項目クラウドストレージファイル転送サービス
主な用途保存・共有・共同編集特定の相手への納品・送付
受け取る側のアカウント必要なケースが多い不要なサービスあり
パスワード設定限定的 or 機能が弱い標準機能として備わっていることが多い
有効期限プランやサービスによって制限がある設定可能(標準機能として備わっていることが多い)
案件ごとの管理フォルダ構成に依存案件ごとに管理できるサービスもある

 

使い分けの考え方

クラウドストレージが向いているケース

  • チーム内でファイルを継続的に共有・共同編集したい場合
  • 複数のデバイスから同じファイルにアクセスしたい場合
  • 社内のメンバー間でフォルダを共有して管理したい場合

ファイル転送サービスが向いているケース

  • 社外のクライアントや取引先にファイルを届けたい場合
  • 相手にアカウント登録の手間をかけたくない場合
  • 機密性の高いファイルにパスワード・認証コードを設定したい場合
  • 有効期限を設けてアクセスを管理したい場合

 

まとめ

クラウドストレージは継続的な共有・保存に、ファイル転送サービスは特定の相手への届けることに向いています。どちらが優れているではなく、用途に合わせて使い分けることが大切です。

  • クラウドストレージはチームでの継続的な共有・共同編集に向いている
  • ファイル転送サービスは社外への届けることや、アクセス管理が必要な場面に向いている
  • 受け取る側のアカウント有無・パスワード・有効期限の有無で、目的に合ったサービスを選ぶとよい

オクルリンクは、受け取る側の会員登録不要・パスワード認証・有効期限の設定など、社外への届けることに特化したファイル転送サービスです。
「社外へのファイル転送に使えるサービスを探している」という方は、オクルリンクもぜひご確認ください。

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